ダイヤのついた婚約指輪は自分では作れないと思っている人も多いですが、婚約指輪も自分で手作り出来ます。手作り工房にはダイヤモンドがグレードによって価格の違うものが在庫されており、予算に合わせて婚約指輪を作れます。メリットの多い婚約指輪の手作りですが、今回は手作り以外の既製品の婚約指輪についてご紹介したいと思います。
一生の中でも大事な選択肢となる婚約指輪は、後悔のないように選びたいものです。いろいろなデザインの種類がありますので、リングもダイヤも選び方によってかなり印象が変わります。国内ブランドの中でどこが人気なのかもチェックして、ぴったりな指輪を探してみましょう。
国内ブランドの婚約指輪
婚約指輪はデザインによって、おおかまに5種類から6種類によって分類されています。リングの形状と共に、ダイヤの装飾の仕方によって違いを見分けることができます。特に目が行くのはダイヤの付け方ですので、そこに注目するとデザインの差が分かりやすいです。たとえば、ソリティアというのは大粒のダイヤを一粒留めします。一方でパヴェは大きめのダイヤを一粒センターにして、小粒のダイヤを複数両サイドに配置します。エタニティというのは、細かなダイヤをリング全体にまぶす作りとなっています。
こうした装飾の違いを理解して、それぞれの好みで大まかに種類を決めておくと選ぶのが楽になります。その上で、ブランドによるコンセプトの違いを見ていくと良いでしょう。豪華で強い印象を与える指輪を作るブランドもあれば、可憐な作りを重視しているものもあります。
おすすめの国内ブランドとしては、日本人女性の好みを上手に反映している「4℃」を挙げることができます。シンプルな作りのソリティアでも、柔らかく丸みを持たせたラインが特徴で、優雅な印象を見せてくれます。それに大粒のダイヤをセンターに配置しているので、素晴らしいバランスで美しさを演出してくれます。
日本ならではの指輪の雰囲気を作ってくれるのが、「NIWAKA」です。京都発祥のブランドで、巧みに和の雰囲気を盛り込んで、落ち着いたち密な作りとなっているのが魅力です。桜のイメージでラインやダイヤの配置をした指輪など、コンセプト自体が日本人の心を捉えるものとなっています。ダイヤモンドカットにもこだわっていて、ダイヤそのものの美しさが強調されるのはもちろん、日本人が好む正方形のカット面が見えるようにするなどの工夫がなされています。
「スタージュエリー」は、日本の老舗ブランドとして多くの人に愛されてきた婚約指輪を送り出してきました。シンプルでありながらも、気品や優雅さをしっかりと感じさせてくれる作りで、誰にでも好まれる美しさを持っています。細かなデザインにもこだわりがあって、それぞれの好みに合わせて豊富なバリエーションから選べるというのも魅力です。
「ヴァンドーム青山」は、日本人女性の指の細さや繊細さに合わせて指輪を作っているのが特徴的です。そのため、柔らかい雰囲気のラインが特徴となっていて、上品さと繊細さを強調してくれます。大粒のダイヤでも派手過ぎる印象がないので、様々なシーンでもそのまま着けていられるのもメリットと言えます。
婚約指輪の価格帯
ブランドや品質、デザインによってかなり価格は変わってきます。平均的な価格帯としては、20万円から40万円というところです。いろいろなアンケートを見てみると、30万円台の指輪を購入するケースが多く見られます。そのため、ブランドでも20万円台後半から40万円ちょっとくらいの価格帯で、いろいろなラインナップを作っていることが多いです。
30万円クラスだと、アームもダイヤも高い品質のもので作れます。婚約指輪の場合は、地金はゴールドからプラチナがほとんどですが、特にプラチナの人気が高い状況です。ゴールドよりも希少性があって、価格も高くなる傾向があります。ダイヤも大粒のものが多くなり、存在感がぐっと強くなりますので見た目の印象が華やかです。
もちろん、30万円以下のいわばリーズナブルな婚約指輪だから、見た目に劣るということはありません。特にデザインに工夫を凝らして、よりダイヤの輝きを増すような装飾の仕方をしていたり、アームの無駄をそぎ落として繊細で美しさを強調するものとしていたりします。
手作りで婚約指輪を作った場合の予算は約10万円~15万円となっているので安価な婚約指輪にしたい場合は手作りが良いでしょう。
ダイヤモンドの品質について
高いものはやはりダイヤモンドの品質が高い、という分かりやすい関係性があります。ダイヤの品質は「4C」という透明度と色、カット技術、重さもしくは大きさによって測られます。婚約指輪の場合は、大粒のダイヤが選ばれることが多いので、カラット数が通常のものよりも大きくなります。それ以外のポイントについては、人によって好みがありますので、まずは何を重視するかを決めると良いでしょう。輝きが強いもの、透明度が高いもの、とにかく大きな粒などの自分なりのポイントを持つと決めやすいです。
彼女がほんとうに喜ぶのは手作り?ブランド?
特別な指輪である婚約指輪は、女性の好みと雰囲気に合わせて最高のものを選びたいものです。そのためにも、ある程度デザインのタイプとダイヤのポイントを決めた上で、いろいろなブランドのものを比べると良いです。これまでご紹介したブランドと自分で作った婚約指輪とどちらをプレゼントしたほうが本当に彼女が喜んでくれるのか相手の指に収まっている様子をイメージしながら、どれが一番彼女を輝かせてくれるものかをじっくりと考えて選びましょう。