結婚指輪のブランドとして定番とも言えるカルティエ。どうしてそんなにたくさんの花嫁を魅了し続けるのか、気になる方も多いことでしょう。今回は、その秘密を探っていきます。これから結婚指輪を探そうとしている人は、参考にしてみてください。
カルティエの歴史
カルティエの歴史は、フランスにあるヌーヴ・デ・プティ・シャン通りからスタートします。1847年に、ルイ=フランソワ・カルティエがお店を構えたのです。最初の頃は貴族など身分の高い人々の心を掴み、上流社会を中心にその名を広めていきました。そして、次第にパリの中心的な存在として成長していきます。その後、ナポレオン3世の皇后の目に留まり、オーダーが入ったことでカルティエは大きな転換期を迎えます。宮殿御用達となったことで確固たる地位を築き、世界中から愛されるブランドとなりました。
1900年以降、アールデコ・スタイルや腕時計、バケットカットのダイヤモンドなどカルティエは世界の先駆けとなるものを数多く創出し、トレンド発信ブランドとしても注目されるようになりました。この頃、カルティエを支えていたのは創業者の孫であるルイ・カルティエでした。英国王エドワード7世は、亡くなる際に「宝石商の王であるがゆえに、王の宝石商」という言葉を遺したとされています。カルティエの存在が、それだけ大きかったということでしょう。さらに、諸国の王侯貴族からだけでなく、実業家やハリウッドスターなど、多くの著名人から愛されるブランドとしてもその地位を確立していきました。
カルティエの結婚指輪が持つ特徴
カルティエは、その長い歴史の中で育んできた伝統だけでなく、革新的なものも大切にしているブランドです。細かい部分のデザインやダイヤモンドのカットなど、隅々にその精神が反映されており、カルティエの結婚指輪からはモダンで洗練された雰囲気を感じ取ることができるでしょう。また、さりげなく個性的な部分も残しており、その繊細な雰囲気も特徴のひとつとして挙げられるでしょう。
カルティエの特徴として、その充実したアフターサービスも忘れてはいけません。洗浄や艶出しなどのクリーニングサービスは無料で対応しています。サイズ調整や文字彫りなどのサービスについては、有償で行っているようです。カルティエのジュエリー技術者が丁寧に検査をした上で作業を行っていくため、安心して任せることができるでしょう。結婚指輪は日常的に使うケースが多く、光沢がなくなったり、細かいキズが付いたりして次第に最初の頃の輝きを失ってしまいやすいもの。しっかりしたアフターサービスをしているブランドを選ぶことで、長い間手元を美しい状態に保つことができるのです。
結婚指輪モデルのおすすめ
結婚指輪としてのおすすめモデルと言えば、ラブリングが挙げられるでしょう。1970年代に誕生して以来、多くの人々から愛されている指輪です。ビスのモチーフが特徴となっており、永遠の愛の証を表現した指輪でもあるため、これから一緒に新しい日々を築いていく二人にとっておすすめの指輪と言えるでしょう。デザインがとても洗練されており、モダンな雰囲気も兼ね備えているため、手元をおしゃれに仕上げてくれます。
ラブリングの色には、ピンクゴールド、プラチナ、イエローゴールド、そしてホワイトゴールドの4種類があります。自分の肌の色に合わせて、一番最適なものを選べることも、おすすめできる理由のひとつでしょう。また、素材や色によって価格は変わってくるため、予算に応じて選ぶことも可能です。さらに、このラブリングはデザインの種類も豊富で、ビスのモチーフが特徴となっている王道デザインのものだけでなく、ダイヤモンドがあしらわれているデザインのものもあります。ダイヤモンドの数や粒の大きさなどもデザインによって様々なので、豊富なラインナップの中から自分好みのものを探すことができるでしょう。価格帯は、128,700円程度から858,000円程の間となっており、デザインや仕様によって異なってきます。
一度試してみては
世界中に多くのファンを持つカルティエの結婚指輪。ハイブランドのため、予算面で心配という人もいるかもしれませんが、実は幅広い価格帯を持っているため、予算に応じて選ぶことが可能です。もし気になっているのであれば、一度お店で試してみてはいかがでしょうか。