婚約指輪と結婚指輪を兼用するならどんなデザインがおすすめか?

婚約指輪と結婚指輪を兼用するという選択肢は、シンプルで実用的なアプローチとして近年人気を集めています。婚約指輪と結婚指輪の兼用は、費用の節約だけでなく、日常生活での利便性も高まります。この記事では、婚約指輪と結婚指輪を兼用する場合のおすすめデザインと、その理由について詳しく解説します。

1. ソリティアリング

特徴

ソリティアリングは、シンプルなバンドに一粒のダイヤモンドがセットされたデザインです。このスタイルは、クラシックで時代を超えた美しさを持ち、婚約指輪としても結婚指輪としても機能します。

理由

  • シンプルな美しさ: ソリティアリングのシンプルなデザインは、どんなスタイルにもマッチし、長く愛用できます。
  • 実用性: シンプルなデザインのため、日常的な使用にも適しており、他のジュエリーとの重ね着けもしやすいです。
  • エレガントな印象: 一粒のダイヤモンドが際立ち、エレガントで洗練された印象を与えます。

2. ハーフエタニティリング

特徴

ハーフエタニティリングは、リングの半分に小さなダイヤモンドが連なっているデザインです。ダイヤモンドが一周していないため、実用性と美しさを兼ね備えています。

理由

  • 輝きと実用性のバランス: ダイヤモンドが半周に配置されているため、輝きを保ちつつも指への負担が少ないです。
  • コストパフォーマンス: フルエタニティリングに比べてダイヤモンドの使用量が少ないため、費用を抑えつつも豪華な見た目を維持できます。
  • 多用途: ハーフエタニティリングは、単独で婚約指輪としても、結婚指輪としても、また他のリングと重ね着けしても美しく映えます。

3. ビーズセットリング

特徴

ビーズセットリングは、リングバンドに小さなビーズのようなダイヤモンドが連なってセットされたデザインです。ビーズセットのダイヤモンドは、リング全体に均一な輝きを与えます。

理由

  • 均一な輝き: ダイヤモンドが均一に配置されているため、どの角度から見ても美しい輝きを放ちます。
  • 日常使いに適したデザイン: ダイヤモンドがバンドにしっかりとセットされているため、日常使いにも安心です。
  • シンプルかつ華やか: シンプルなデザインながら、ビーズセットのダイヤモンドが華やかさをプラスします。

4. インフィニティリング

特徴

インフィニティリングは、バンドが無限大の形をしたデザインです。このデザインは、永遠の愛を象徴し、婚約指輪としても結婚指輪としても意味を持ちます。

理由

  • 象徴的なデザイン: 無限大の形は、永遠の愛を象徴し、婚約指輪と結婚指輪の両方の役割を果たすのに最適です。
  • ユニークなスタイル: 一般的なリングデザインとは異なるため、個性的で目を引くスタイルを楽しめます。
  • 実用性: シンプルなバンド部分が多いため、日常的な使用にも適しています。

5. クラシックバンドリング

特徴

クラシックバンドリングは、装飾の少ないシンプルなデザインのバンドリングです。素材はプラチナやゴールドなどが一般的で、シンプルながらも高級感があります。

理由

  • 時代を超えたデザイン: クラシックバンドは、どんな時代にも通用するシンプルでエレガントなデザインです。
  • 耐久性: シンプルなデザインのため、耐久性が高く、日常使いに適しています。
  • 多様なスタイルにマッチ: どんなスタイルにも合わせやすく、他のジュエリーとも簡単にコーディネートできます。

6. ミルグレインリング

特徴

ミルグレインリングは、リングの縁に小さなビーズ状の装飾が施されたデザインです。このディテールは、クラシックでヴィンテージな雰囲気を醸し出します。

理由

  • クラシックな美しさ: ミルグレインの装飾は、クラシックでエレガントな印象を与えます。
  • ユニークなテクスチャー: ビーズ状の装飾がリングに独特のテクスチャーを加え、他のリングとは一味違うスタイルを楽しめます。
  • 兼用の利便性: シンプルなデザインでありながら、装飾があるため、婚約指輪としても結婚指輪としても使いやすいです。

まとめ

婚約指輪と結婚指輪を兼用する場合のおすすめデザインとして、ソリティアリング、ハーフエタニティリング、ビーズセットリング、インフィニティリング、クラシックバンドリング、ミルグレインリングを紹介しました。これらのデザインは、シンプルでありながらエレガントな美しさを持ち、日常使いに適しているため、婚約指輪と結婚指輪の両方として兼用するのに最適です。

婚約指輪と結婚指輪を兼用する利点

  1. 経済的な利点: 婚約指輪と結婚指輪を別々に購入するよりも費用を節約できます。
  2. 実用性: 一つのリングで済むため、日常的な着用がシンプルで便利です。
  3. シンプルな美しさ: 兼用デザインはシンプルで洗練されているため、どんなシーンでも活躍します。

これらのデザインの中から、自分たちのスタイルやライフスタイルに合ったものを選び、長く愛用できる婚約指輪兼結婚指輪を見つけてください。結婚指輪の選び方やデザインについて詳しく知りたい方は、専門店やオンラインショップでさらに情報を収集し、自分たちに最適なリングを見つけることをおすすめします。

結婚指輪に込められた誕生石の意味とは

結婚指輪にはダイヤモンドを埋め込んだデザインが多いと思いますが、ダイヤモンド以外にも誕生石を埋め込むこともあります。

誕生月によって宝石が決められており、その宝石にも意味があります。今回は誕生石に込められた意味や宝石によっての注意点などを解説します。

誕生石の始まり

誕生石がいつから決められて始まったのか正確にはわかっておらず、いろいろな説があります。

旧約聖書の中で12種類の宝石の記載があり、この記載がもとになっていると言われる他に、12星座がもとになっているという説もあります。いずれにしても正確な起源はわかっていません。宗教や信仰によって生まれたものには間違いがないようです。

小さくても宝石として価値のあるものなのでお守りになったり、いざという時にお金の代わりに使えるということが身に着けることの大きな理由ではないでしょうか。

誕生石の意味

国によって決められた誕生石が多少違っていますが、日本における誕生石の意味は以下のようになっています。誕生石は災いから守ってくれるというパワーがあると信じられており、結婚指輪に入れることで自分の守護石となり縁起の良いものになっています。

9月サファイヤ

9月 サファイア

石言葉

慈愛・誠実・徳望

身に着けると心を清め、真実を見抜く力があるとされています。ルビーと成分がほぼ同じで兄弟石です。ルビーとは対照的に冷静さや直観力が身に着くとされています。

石の注意点

ダイヤモンドの次に硬度が高く硬度9の宝石です。よほどのことが無い限り割れたり欠けたりすることはないようです。

2月アメジスト

2月 アメジスト

石言葉

誠実・平和

身分の高い人が着ける高貴な色として使用されてきました。お酒を飲んでも悪酔いしないという言い伝えもあるようです。

石の注意点

紫色の水晶なので硬度がそれほど高くなく、固いものにぶつけると割れたりかけたりするので注意が必要です。

3月アクワマリン

3月 アクワマリン

石言葉

沈着・聡明・勇敢

海の水のような透明感のある水色をしており、航海のお守りとして身につけられていました。身につけることで海のような広い心が生まれ、友人や恋人間に潤いを与えると言われています。

石の注意点

モース硬度が7.5〜8あり、硬い石ですが衝撃を与えると割れることがあるので注意です。

4月ダイヤモンド

4月 ダイヤモンド

石言葉

清浄無垢

モース硬度10の地球上で最も固い物質という事から、永遠の象徴とされています。無色透明の石は「汚れない」という意味もあり、屈折率も高くキラキラと輝き古くから人々に一番親しまれている宝石です。

石の注意点

地球上でも最も硬い硬度10なので傷が入ることはありませんが、強い衝撃を与えると割れることがあります。

5月エメラルド

5月 エメラルド

石言葉

幸福・幸運・希望

美しい緑色は心の安定や癒しを与えるとされ、ヒーリング効果があります。健康や長寿を与えるとも言われています。

石の注意点

硬度が低く柔らかい石なので取り扱いに注意しないと割れたり欠けたりすることがあります。加熱などにも注意が必要です。

6月ムーンストーン

6月 ムーンストーン

石言葉

健康・長寿・富

淡い半透明の石で、インドでは月の光が結晶となり生まれた石とされています。幸せの石とされていて健康、幸福を与える石とも言われています。

石の注意点

水晶の種類なのでアメジスト同様に硬度は高くありません。割れたり欠けたりすることがあるので注意です。

7月ルビー

7月 ルビー

石言葉

情熱・仁愛・威厳

深みのある赤色で愛と情熱を感じさせます。恋愛や健康名など広く幅広くパワーを発揮します。勝利を導くともされていて戦場の兵士たちがこぞって身に着けていたようです。

石の注意点

ダイヤモンドの次に硬度が高く硬度9の宝石です。よほどのことが無い限り割れたり欠けたりすることはないようです。

8月ペリドット

7月 ペリドット

石言葉

夫婦の幸福・和合

心を明るくする、人間関係を円滑にすると言わています。暗闇でも光り輝くとされていて邪悪なものから身を守る魔よけの効果があるとされています。

石の注意点

硬度がそれほど高くなく、表面に傷などが入りやすいので他の宝石と一緒に保管しないように注意します。

9月サファイヤ

9月 サファイア

石言葉

慈愛・誠実・徳望

身に着けると心を清め、真実を見抜く力があるとされています。ルビーと成分がほぼ同じで兄弟石です。ルビーとは対照的に冷静さや直観力が身に着くとされています。

石の注意点

ダイヤモンドの次に硬度が高く硬度9の宝石です。よほどのことが無い限り割れたり欠けたりすることはないようです。

10月トルマリン

10月 トルマリン

石言葉

希望・無邪気・潔白

熱を与えると電気が流れることから「電気石」と呼ばれており、愛を持続させるなど愛にちなんだ意味があります。

石の注意点

色々な色の石があり、取り扱いは比較的容易ですが、急激な温度変化に注意しましょう。

11月トパーズ

11月 トパーズ

石言葉

友情・希望・誠実

トパーズの色も様々ありますが特にブルートパーズが有名です。濃い水色をしており邪悪なものから身を守るとされています。また、コミュニケーションを円滑にするともさています。

石の注意点

硬度は高いですが、衝撃などによって割れることがあるので注意が必要です。

12月タンザナイト

12月 タンザナイト

石言葉

高貴・冷静・成功

タンザニアで発見されたことから「タンザナイト」と名付けられました。青から青紫へ変化する多色性を持っており、成功へと導く効果があるとされています。

石の注意点

ヘキ開性があるため超音波洗浄は避けましょう。繊細な宝石のため落としたりぶつけたりしないよう注意しましょう。

誕生石のまとめ

このように誕生石にはそれぞれいろいろな効果があり、自分の誕生月の宝石を身に着けていると特に効果があると言われています。また災いから身を守る守護石となるため身につけることで縁起のよいものになっています。

石の種類によっては柔らかく割れたり欠けたりしやすいものもあるので日常身に着ける結婚指輪に入れる場合は指輪の表面ではなく、内側に埋め込むと良いでしょう。

婚約指輪を渡すタイミングはいつが良いのか

婚約指輪はエンゲージリングともいい、一般的には正式に結婚を申し込む際、男性から女性へと贈られる二人の婚約の証といえる大切な指輪です。
では、指輪を渡すタイミングとして「プロポーズ」か「結納」、この2つの場面どちらがいいのでしょうか。

プロポーズの時に渡す

婚約指輪というと多くの人は、プロポーズと共に指輪を渡すイメージが強いのではないでしょうか。昨今では結納を略式で済ませるカップルも増えていることから、プロポーズ=婚約として指輪を渡すのが一般的のようです。もしも男性側が、二人の記念日や誕生日にサプライズで渡したいと考えているのであれば、事前にしっかりとした準備が必要です。
相手の女性の指輪のサイズはもちろんのこと、日頃からどのようなデザインが好みなのかをさりげなく調べておくと良いでしょう。また、指輪によってはサイズ調整などに2~3週間、オーダーメイドのものでは数ヶ月を要しますので、プロポーズをしたい日から逆算して準備を始めると安心です。
しかし、身に着けるものですから女性の中にはデザインにこだわりがある方も多く、プロポーズ後に改めて二人で選びに行くといった形も増えているようです。
記念となる大切な指輪だからこそ、好みの物を選びたい、喜んでもらえる物を贈りたい、と思う気持ちがある筈です。男性にとっても決して安い買い物ではありませんので、指輪選びに悩んだ時は、一緒に選ぶならでサイズやデザインの好みが合わないといった心配も無くなりますし、プロポーズ後に二人で選ぶこと自体が結婚への準備として大切な思い出になった、と言う女性の声もあります。
どちらにしても、まずはお相手が喜んでくれることが重要です。ロマンチックな演出を大事にする方は、タイミングや場所など丁寧な計画が大切です。そして後日二人で購入する場合でも、指輪の完成後に渡し方を少し工夫するだけで、きっと心に残るものとなる筈です。

結納の時に渡す

プロポーズ以外では結納の際に婚約指輪を贈るという方法もあります。食事会等として簡略化されることが多くなってきた結納ですが、本来はプロポ―ズや挨拶も済んだ後に、両家の繋がりをより強固にするための正式な婚約の儀式になります。
特に結婚は、二人だけではなくお互いの両親にとっても大切な事ですので、挨拶が済んでから結納に合わせて指輪を購入したという人もいるようです。結納では婚約の記念品として指輪のお披露目がされる事もありますので、両家の集まる場で指輪を贈れば、より結婚への実感が増す筈です。
一般的には結婚式の半年~早い所では1年前に結納を行う為、結納で指輪を贈りたいと考えている場合、どの位で出来上がるのか事前に確認して日程を決めておくと良いでしょう。また、地域によっては結納の中で両家が贈り合う結納品として婚約指輪が含まれていることもあります。二人だけで決めるのではなくきちんと確認を取っておくと安心といえます。
家同士の繋がりを深めるための場ですので、結納で指輪を渡したい場合は必ずどのタイミングで渡すのか両親も交えて打ち合わせをしておくと良いでしょう。
もしプロポーズで先に指輪を贈っていても、結納には持ってきてしっかりお披露目をするようにしましょう。

どのような時期に渡すのが良いのか

婚約指輪を渡すタイミングには正式な決まりはありません。しかし前述のとおり昨今は正式な結納をしないことも多いので、今ではプロポーズの時に渡し、後日改めて結納や食事会で機会があれば両親にお披露目をする、といったカップルがもっとも一般的のようです。

一生の思い出でもあり、新しい人生の転機にもなる大切な記念品だからこそ思い出に残るような渡し方が出来ると良いでしょう。

結婚指輪をずっとつけている人と外してしまった人の理由とは

夫婦の愛の証としての結婚指輪ですが、実際に常に身につけているといったものなのでしょうか。日常生活の中でずっとつけている人と、逆に外してしまった人の理由について見てみましょう。

ずっとつけている人について

結婚後も結婚指輪をつけている、といった方は実際に多くいます。結婚した夫婦の証として普段も身につけているというのが大きな理由のようです。
四六時中身に着けている訳ではなく、家事の時だけ外すという方もいますが、結婚後もいつもつけている夫婦が多いようです。大切な結婚指輪だからこそ身につけている時間が長いでしょうし、その分指輪の状態も気にしなければいけません。お手入れにも注意して永く身につけられるようにするのが良いでしょう。

外してしまった人について

反対に、結婚指輪を外してしまった、普段つけていないという人もいます。結婚の証である指輪を身につけない人の中には、仕事や体質などやむを得ない理由や、大切だからこそ傷や紛失を避ける為にあえて外してしまったという人もいるようです。結婚指輪を外してしまった人も、思い出として飾ってあるなど、身につけていなくても二人の記念として大事にしている方が多いようです。

つけている人、外してしまった人のその理由とは

まず、指輪をずっとつけている人に一番多い理由は、結婚した証明として常に指輪をつけている、といった意見です。永遠の愛を誓い合った証明なのだから、常に身につけていたいという声が多いのも頷けます。身に着けている指輪を見ると、離れていてもいつでも相手のことを思い出せるといった考え方もあるようです。また、指輪を付けていると一目で既婚者だと分かるので、日常の中でスムーズだった場面もあるとのことです。職業によっては、結婚している=家庭を持っていて責任感がある、といった捉え方をすることもあり、指輪を着けていると仕事に繋がる信用を得やすい効果もあるそうです。
女性の場合は、既婚者ということが相手に伝わると会話の話題を選びやすいといった意見や、独身と勘違いされないので他の男性からのアプローチを心配しなくてよくなった、という方もいらっしゃるようです。少し変わった理由としては、外してしまうと指輪を紛失してしまうのが心配だからずっとつけている、といった方もいます。
反対に、指輪を外してしまった人の中には、サイズが合わなくなってしまった、アレルギーになってしまった、という人もいます。特に女性の場合はホルモンバランスによってむくみやすい体質の方や、妊娠・出産で指輪がきつくなってしまった、ゆるくなってしまった、という方もいるようです。
また、家事をする際に気になるから外している、という方もいるようです。調理中など指輪が気になる、掃除中にぶつけてしまうのではと心配、大切な指輪が汚れたり変色してしまうのが嫌でつけずにしまってある、という理由です。
更に、介護・医療現場や、飲食の仕事では衛生面からアクセサリーはつけられないといった方もあって、つけたくても外さざるをえないとのことです。そして、手洗いや手指の消毒が日常的となった現在では、指輪をつけていると気になる、といったコロナ禍ならではの理由もあるようです。

日頃から身につけている人の中には、結婚したからつけるのが当たり前だという方もいれば、指輪をつけていることのメリットがあるという方もいます。反対に、指輪をつけない人も職業柄の決まりや、傷・紛失が怖いなど、外してしまった理由があります。夫婦の証ですから、どちらの場合でもお互いが納得しているのであれば問題はありません。扱い方は様々でも、重要なのは二人の絆の象徴として大切にすることです。

ネット販売されている結婚指輪はアリ?それともナシ?購入する際の注意点とは?

近年では、大抵のものはネットで購入することができます。婚約指輪や結婚指輪のように一生に何度も買うことがないアイテムでも、ネット販売されているので購入できます。実際に店舗へ足を運んで指輪を購入する場合と比べて、ネット販売ではデザインや価格面などにおいて、どんな点に注意したら良いのでしょうか?

ネットで販売されている結婚指輪にはどんなデザインがある?

マリッジリングには、さまざまなデザインがあります。近年では指輪の多様化が進んでいて、男性用でも石が入っているタイプが人気が高かったり、素材やデザインのファッション性を重視した指輪選びをするカップルもたくさんいます。

店舗で販売されている指輪のデザインと、ネットで販売されているデザインとでは、あまり大きな差はありません。シンプルなものから華やかさを感じるものまで、幅広くラインナップされています。しかもネット購入なら、自宅から足を運べないロケーションのショップからも購入できます。選択肢という点では、店舗で購入する場合よりも充実しているでしょう。指輪選びで妥協したくないという人にとっては、たくさんの選択肢があるという点で、ネットで購入する方が満足度の高い指輪選びができるかもしれません。

ネット販売されている結婚指輪を購入する際には、デザインの面で注意したい点があります。それは、デザインによってはサイズ直しが難しいという点です。シンプルなマリッジリングなら、受け取ってから別の最寄りのショップにサイズ直しを依頼しても、問題なく対応してくれるでしょう。しかし、全面にデザインが施されているような指輪になると、購入店舗以外ではサイズ直しが難しかったり、対応を拒否されることもあります。

自分のサイズを知っていて、サイズ直しの必要がなければ、とりあえずは心配はないかもしれません。しかし長い結婚生活の上では、サイズが合わなくなることは珍しくありません。万が一サイズ直しが必要になった際には、どこで対応できるのかという点を考えた上で、デザインを選びましょう。

ネットの価格は店舗購入と比べてリーズナブル?

店舗購入でもネット購入でも、指輪のショップやブランドごとに価格は異なります。セールやキャンペーンを利用すれば、定価よりもお得に購入できますし、ブランドにこだわらなければ予算内で大満足できる指輪を見つけることも十分に可能です。

それは、ネットで購入する場合でも同じです。ネットだから割高だとか、逆にネットだから必ずリーズナブルということはありません。しかしネットで購入する場合には、たくさんのショップやブランドのものを比較しながら気に入ったアイテムを見つけることができます。いくつもサイトを見て回ったから足がクタクタになってしまう、ということもないでしょう。限られた予算内で大満足できる指輪を見つけたい人にとっては、ネット購入はとても良い方法と言えます。

ただし、ネットで購入する際には、場合によってはサイズ直しに別途で費用が掛かる可能性がある点は理解しておきましょう。また、高価な指輪をネットで購入するのですから、やはり郵送の際にもしっかり保険をかけておきたいものです。一方、店舗で購入する場合には、店舗に足を運んで受け取ることになるため、送料などはかかりません。ネットで指輪を購入する際には、そうした諸経費がかかることは、あらかじめ念頭に入れておきましょう。

ネット購入のメリットデメリットとは?

結婚指輪をネット購入する場合には、メリットとデメリットを理解することが大切です。

メリットは、たくさんの種類から選べるという点、そして時間をたっぷりかけて異なるショップやブランドの複数の商品を比較検討できるという点が挙げられます。また、ブランドにこだわらなければリーズナブルな価格で高品質な指輪を見つけることもできるので、お得な指輪探しも可能です。

一方のデメリットは、実物を見ることができないという点が挙げられます。結婚指輪の場合には、写真と実物の雰囲気がまるで違うということは少ないのですが、思っていた感じと違うというガッカリ感が起こる可能性はゼロではありません。また、試着ができないため、自分の指にはめた時に似合うかどうかが購入後まで分からないという点も、デメリットだと考えられます。

アフターケアを受けられないという点も、ネットで購入するデメリットと言えます。何年もつけていることによって、素材によっては変色や変質のリスクがありますが、購入店舗でなければそうしたアフターケアを受けることは難しいですし、対応してもらえる場合でもコストがかかってしまいます。長期的にかかるコストを考えると、ネット購入は場合によっては割高になるケースがあることは知っておきましょう。

まとめ

ネット販売されている結婚指輪は、店舗購入よりもたくさんの選択肢から選べて、慎重に比較検討しながら購入できるのが魅力です。足を運べないロケーションにあるショップの指輪もチェックできるので、大満足できる指輪探しができるのではないでしょうか。ただし、サイズ直しなどのアフターケアで不便さを感じることはあるかもしれません。

婚約指輪は手作りか?ブランドか?ポイントチェック!

ダイヤのついた婚約指輪は自分では作れないと思っている人も多いですが、婚約指輪も自分で手作り出来ます。手作り工房にはダイヤモンドがグレードによって価格の違うものが在庫されており、予算に合わせて婚約指輪を作れます。メリットの多い婚約指輪の手作りですが、今回は手作り以外の既製品の婚約指輪についてご紹介したいと思います。

一生の中でも大事な選択肢となる婚約指輪は、後悔のないように選びたいものです。いろいろなデザインの種類がありますので、リングもダイヤも選び方によってかなり印象が変わります。国内ブランドの中でどこが人気なのかもチェックして、ぴったりな指輪を探してみましょう。

国内ブランドの婚約指輪

婚約指輪はデザインによって、おおかまに5種類から6種類によって分類されています。リングの形状と共に、ダイヤの装飾の仕方によって違いを見分けることができます。特に目が行くのはダイヤの付け方ですので、そこに注目するとデザインの差が分かりやすいです。たとえば、ソリティアというのは大粒のダイヤを一粒留めします。一方でパヴェは大きめのダイヤを一粒センターにして、小粒のダイヤを複数両サイドに配置します。エタニティというのは、細かなダイヤをリング全体にまぶす作りとなっています。

こうした装飾の違いを理解して、それぞれの好みで大まかに種類を決めておくと選ぶのが楽になります。その上で、ブランドによるコンセプトの違いを見ていくと良いでしょう。豪華で強い印象を与える指輪を作るブランドもあれば、可憐な作りを重視しているものもあります。

おすすめの国内ブランドとしては、日本人女性の好みを上手に反映している「4℃」を挙げることができます。シンプルな作りのソリティアでも、柔らかく丸みを持たせたラインが特徴で、優雅な印象を見せてくれます。それに大粒のダイヤをセンターに配置しているので、素晴らしいバランスで美しさを演出してくれます。

日本ならではの指輪の雰囲気を作ってくれるのが、「NIWAKA」です。京都発祥のブランドで、巧みに和の雰囲気を盛り込んで、落ち着いたち密な作りとなっているのが魅力です。桜のイメージでラインやダイヤの配置をした指輪など、コンセプト自体が日本人の心を捉えるものとなっています。ダイヤモンドカットにもこだわっていて、ダイヤそのものの美しさが強調されるのはもちろん、日本人が好む正方形のカット面が見えるようにするなどの工夫がなされています。

「スタージュエリー」は、日本の老舗ブランドとして多くの人に愛されてきた婚約指輪を送り出してきました。シンプルでありながらも、気品や優雅さをしっかりと感じさせてくれる作りで、誰にでも好まれる美しさを持っています。細かなデザインにもこだわりがあって、それぞれの好みに合わせて豊富なバリエーションから選べるというのも魅力です。

「ヴァンドーム青山」は、日本人女性の指の細さや繊細さに合わせて指輪を作っているのが特徴的です。そのため、柔らかい雰囲気のラインが特徴となっていて、上品さと繊細さを強調してくれます。大粒のダイヤでも派手過ぎる印象がないので、様々なシーンでもそのまま着けていられるのもメリットと言えます。

婚約指輪の価格帯

ブランドや品質、デザインによってかなり価格は変わってきます。平均的な価格帯としては、20万円から40万円というところです。いろいろなアンケートを見てみると、30万円台の指輪を購入するケースが多く見られます。そのため、ブランドでも20万円台後半から40万円ちょっとくらいの価格帯で、いろいろなラインナップを作っていることが多いです。

30万円クラスだと、アームもダイヤも高い品質のもので作れます。婚約指輪の場合は、地金はゴールドからプラチナがほとんどですが、特にプラチナの人気が高い状況です。ゴールドよりも希少性があって、価格も高くなる傾向があります。ダイヤも大粒のものが多くなり、存在感がぐっと強くなりますので見た目の印象が華やかです。

もちろん、30万円以下のいわばリーズナブルな婚約指輪だから、見た目に劣るということはありません。特にデザインに工夫を凝らして、よりダイヤの輝きを増すような装飾の仕方をしていたり、アームの無駄をそぎ落として繊細で美しさを強調するものとしていたりします。

手作りで婚約指輪を作った場合の予算は約10万円~15万円となっているので安価な婚約指輪にしたい場合は手作りが良いでしょう。

ダイヤモンドの品質について

高いものはやはりダイヤモンドの品質が高い、という分かりやすい関係性があります。ダイヤの品質は「4C」という透明度と色、カット技術、重さもしくは大きさによって測られます。婚約指輪の場合は、大粒のダイヤが選ばれることが多いので、カラット数が通常のものよりも大きくなります。それ以外のポイントについては、人によって好みがありますので、まずは何を重視するかを決めると良いでしょう。輝きが強いもの、透明度が高いもの、とにかく大きな粒などの自分なりのポイントを持つと決めやすいです。

彼女がほんとうに喜ぶのは手作り?ブランド?

特別な指輪である婚約指輪は、女性の好みと雰囲気に合わせて最高のものを選びたいものです。そのためにも、ある程度デザインのタイプとダイヤのポイントを決めた上で、いろいろなブランドのものを比べると良いです。これまでご紹介したブランドと自分で作った婚約指輪とどちらをプレゼントしたほうが本当に彼女が喜んでくれるのか相手の指に収まっている様子をイメージしながら、どれが一番彼女を輝かせてくれるものかをじっくりと考えて選びましょう。

結婚指輪を購入しよう!ちょうど良い時期とは?

結婚式において大きな盛り上がりを見せるセレモニーの1つが「指輪の交換」です。夫婦にとって結婚指輪は婚姻関係のスタートを記念するものであると同時に、2人の永続的な絆を証明するものともなります。夫婦としての思い出にいつも寄り添っていく大切なアイテムですから、2人でじっくりと時間をかけて良いものを選びたいと思うことでしょう。結婚式当日になって「指輪の準備ができていない」ということが起こらないように、しっかりと購入の計画を立てることが大切です。

挙式のどのくらい前に購入するのが良いか

結婚式の日取りが決まったら、できるだけ早く結婚指輪の購入を検討しましょう。挙式の3か月ないし4カ月前になると、式場との打ち合わせや招待状の手配などでどちらも非常に忙しくなるため、一緒に行動する時間を取るのが難しくなります。

この指輪は生涯身に着ける大切なものですから、慌ただしくしている中でよく考えずに決めてしまうということは避けたいものです。ですから、具体的な時期として、遅くとも挙式の半年前にはジュエリーショップで打ち合わせを始めるのが望ましいでしょう。

購入方法による納期の違い

結婚指輪には「既製品」「セミ・オーダー品」および「フル・オーダー品」の3種類があります。既製品の場合、指輪の素材やデザインは一切変更できません。そのため、3種類の中でも最もスピーディーに受け取りができます。ですから、結婚式まであまり時間がないというカップルの大半は、既製品を選ぶケースが多く見られます。

また、他のタイプと比較してリーズナブルなものが多いというのも魅力でしょう。ただし、サイズ合わせをしたり刻印を入れたりといった調整を行う必要はあるため、支払いが完了してから受け取りまでは少なくとも3週間から1か月はかかるということを覚えておきましょう。

セミ・オーダー品では、指輪に使用する素材や宝石などを新郎新婦が自由に選ぶことが可能です。また、デザインに関しては複数のオプションが用意されており、その中から気に入ったものを選択していきます。もちろん、刻印や指輪に埋め込む誕生石なども基本的には自由に選ぶことができます。ただし、チョイスしたデザインがシンプルなものではなく凝ったものになっていると、その分制作作業には時間がかかるということを覚えておきましょう。さらに、希少な素材を選んだ場合、海外から材料を取り寄せなければならなくなるため、受け取りまでかなりの時間を要するというケースも珍しくありません。加えて、出来上がりを見た後に「もう少し調整してほしい」という要望をすることもあるでしょう。ですから、セミ・オーダーに関しては、早くても1か月程度、長い場合は3か月ほどの準備期間が必要ということを銘記しておきましょう。

フル・オーダー品とは、デザイナーと打ち合わせをしながら指輪のデザインや素材を細かく決めていくスタイルです。デザイナーが新郎新婦と打ち合わせをしてから幾つかのアイデアを用意するため、かなりの準備期間が必要となります。また、詳細を決めていく過程でさらに時間が経過するということも珍しくありません。加えて、セミ・オーダーの場合と同様、指輪の制作使用する素材が国内になければ、取り寄せを行う必要が生じるでしょう。もちろん、デザインがシンプルであれば、制作期間は短くなります。一方、かなりユニークなデザインを採用しており、新郎と新婦でそれぞれデザインがまったく異なるというケースでは、打ち合わせの段階から相当の時間が必要となるのです。そのため、フル・オーダーをする場合は早くても2カ月ないし3か月程度、長い場合には6ヵ月以上かかることもあります。ですから、婚約している時点で「結婚指輪は絶対にこだわりのフル・オーダー品にしたい」と考えているカップルは、できるだけ早い段階から制作依頼を行うようにしましょう。

購入時の注意

申し込みの段階でジュエリーショップやデザイナーから提示される制作期間はおおよその目安ですから、あまりぎりぎりの予定を立てないことは大切です。「3週間程度で完成します」と言われたとしても、細かな調整で数日納品が伸びてしまうということは珍しくありません。

ですから、結婚式当日に間に合わせて予定を立てるのではなく、1か月前には手元に準備ができているようにしましょう。そうしておけば、結婚式の準備におけるストレスの要因を減らすことができます。また、式に先立って写真撮影を行う場合、新郎新婦ともに指輪を付けて撮影を行うことも可能となりますから、時期をしっかりと計算しておくことは本当に大切です。

まとめ

結婚式を滞りなく進めるうえで、結婚指輪の準備はとても重要なポイントとなります。6ヵ月前の段階で購入に向けた基本的な手続きがスタートしていれば、十分前もって受け取ることができるでしょう。ただし、注文方法やジュエリーショップによって制作の詳細は異なりますから、納品の時期などは最初の打ち合わせで確認しておくことをおすすめします。