指輪サイズを測ることは意外と難しい!どんな点に注意するべき?

ショップに足を運んで婚約指輪や結婚指輪を購入するなら、店舗で指輪サイズを測ってもらうことができます。しかし、ネットで指輪を購入する場合には、自分でサイズを事前に測る作業が必要です。サイズが分からなければ購入できませんし、適当なサイズで購入すると、後から別途でサイズ直しが必要となってしまいます。

目次

自分でサイズを測りたい!どうすれば良い?

自分自身で指輪のサイズを測りたい場合には、いくつかの方法があります。1つ目は、最寄りのジュエリーショップに足を運び、サイズ計測をしてもらう方法です。2つ目は、市販されているリングゲージを購入して、自宅で測るという方法です。2つ目は、あまりおすすめではありませんが、紙や糸を指に巻き付け、その長さを測って指輪のサイズと合わせるというものです。

どの方法でも、サイズを測ることはできます。ただし、指のサイズはその時の体調などによって微妙に変わるため、1度だけの計測ではなく、時間や曜日を変えて何回か計測しましょう。その平均を自分のサイズだと考えるのがおすすめです。

自分でサイズ計測する際には、力を入れ過ぎないように注意することも大切です。指に力を入れず、スッと着脱できるのが、理想的なサイズなのですが、力を入れて指輪をはめると、理想的なサイズよりも少し小さめサイズでも入ります。そのため、そのサイズがピッタリだと思い込んでしまうケースは少なくありません。しかし、すこし小さめのサイズでは、指がむくんだ時にはきつくなってしまい、後からお直しが必要になる可能性があります。

お店で測ってもらう際に気を付ける事は?

実際に指につけた時のフィット感でサイズを選びたい人は、お店でサイズ計測するのが理想的です。ただし、指の状態は、その時の体調や時間帯などによってスッキリしていることもあれば、むくみが出ていることもあります。そのため、お店で測るタイミングによっては、実際に購入した指輪がきつく感じたり、ゆるく感じるということはあります。

こうした事態を避けるためには、午後よりも午前中を選んでサイズを測ってもらうと良いでしょう。午前中は、比較的皮膚がむくんでいない人が多いので、指のサイズをベストな状態で測ってもらえます。

妊娠中のサイズ計測は注意しよう

授かり婚などで、妊娠中に結婚指輪を購入するカップルは少なくありません。しかし、妊娠中に指輪を購入する際には、サイズ選びでは特に注意が必要です。その理由は、妊娠中には指のサイズが変わることが多いからです。妊娠すると、体内の血液量が多くなるほか、ホルモンバランスが変わるために指がむくみやすくなる人は多いです。また人によっては、妊娠中に妊娠中毒症の兆候があり、指が妊娠前よりもずいぶん太くなってしまう人もいます。

基本的には、出産を終えれば指のサイズは元に戻ります。しかし、出産してからしばらくサイズが戻らない人もいるので、注意したほうが良いでしょう。もしも出産後まで待てるなら、妊娠による指のむくみが収まってから指輪を購入するのがおすすめです。

もしも妊娠中に指輪を購入するのなら、産後にサイズ直しをする事を前提とした指輪選びがおすすめです。指輪のデザインによっては、サイズ直しが難しいことがあるので、その点を考慮した指輪選びをしてください。

また、妊娠中に指輪を購入した場合でも、その後の妊娠の経過によっては、さらに指がむくんでしまうこともあります。その場合には、無理にキツイ指輪をはめ続けても、指先に血液が回らなくなってしまうので危険ですし、何よりも窮屈で快適ではありません。きついなと感じたら指輪は外して、産後にむくみが落ち着いてから、また着用してください。

妊娠中の指輪選びでは、アフターサービスがシッカリしたショップを選ぶのが安心です。無料でサイズ直しに対応してくれる店を選び、アドバイスを受けながら指輪を選びたいものです。

時間帯でサイズが変わるって本当?

指のサイズは、その時の体調や時間帯によって変わります。特に夕方は1日の中でもむくみやすい時間帯なので、指輪のサイズを計測するには理想的ではありません。むくんでいる時間帯とそうでない時間帯とで、どのぐらいの差があるかは人によって異なりますが、人によっては2号ぐらい違うということもあります。

むくみやすい人にとっては、どの時間帯を目安にサイズ計測をしたら良いのか、迷ってしまうかもしれません。その場合には、午前中、お昼ぐらい、夕方の3回の異なる時間帯でサイズ計測をし、平均を自分のサイズだと考えると良いでしょう。こうすることで、むくんでいない時でもむくんだ時でも、きつ過ぎて耐えられないとか、緩すぎて指からお抜け落ちてしまう事態を回避できます。

まとめ

指輪のサイズは、その時の体調や時間帯などによって変わります。どのぐらい変わるかは個人差がありますが、朝と夕方とで何号も変わる人もいます。自分でサイズ計測をする際には、力を入れずにサッと着脱できるサイズを選ぶのがおすすめです。